相続税の基礎控除とは

基礎控除とは、相続税の計算をする際に、総相続財産額などから差し引くことができる控除のことです。

3,000万円＋600万円×法定相続人の数」という計算で算出することができます。

計算した基礎控除額を上回る財産を相続した場合に、相続税が発生します。

すなわち、基礎控除額の範囲内であれば、相続税を支払う必要はありません。たとえば、法定相続人が4人いる場合、基礎控除額は5400万円です。

そのため、課税対象の遺産総額が6000万円であれば、差額の600万円分に税率がかけられます。

相続税の計算をするためには、課税対象の遺産総額を計算することも必要です。財産の中には、全部または一部が非課税となるものもあります。

お墓や仏具などは非課税です。加えて生命保険金は、一定の金額までは非課税となります。

また、特例制度を使って控除することもあります。配偶者控除や未成年控除などの制度を用いることで、相続税を安くすることができます。

相続税がどのくらいかかるのか、税理士に相談し、控除額の計算も依頼してみましょう。

相続税についてお悩みの際は、平川昌彦税理士事務所までご相談ください。当事務所は、静岡県浜松市、磐田市、湖西市、掛川市のエリアを中心にご相談を承っております。相続税に関する問題のほかにも、会社設立、確定申告、経営コンサルティングなど、多岐にわたって業務を行っています。

税金には複雑な計算や専門的知識がつきものです。ためらわず、是非税理士に相談しましょう。