相続税の支払い方法～現金で支払えない場合の対応方法～

相続税が発生した場合、期限内に支払わなければなりません。亡くなってから10か月後が申告期限です。

たくさんの財産を相続すれば、多額の税金がかかります。そのため、現金で期限内に支払うことが難しい場合もあります。

また、相続財産に現金が多い場合がそこから支払うこともできますが、不動産が主である場合は、なかなか現金の調達ができません。

そこで、期限内に現金で相続税を支払えない場合の対処法があります。

一つは、延納申請をすることです。期限を延ばしてもらえるほか、分割納税もできます。もっともその場合利息を支払わなければなりません。

二つめは、物納です。不動産や株式で納税することができます。まず先に不動産や国債、船舶、上場株式などを納税対象とし、次に非上場株式、最後に動産を対象とします。

三つめは、相続財産中の不動産を売却して資金調達する方法です。最終的には現金で納税をすることになります。

相続した不動産を今後活用するつもりがない場合は、このような手段も有効といえます。

相続税についてお悩みの際は、平川昌彦税理士事務所までご相談ください。当事務所は、静岡県浜松市、磐田市、湖西市、掛川市のエリアを中心にご相談を承っております。相続税に関する問題のほかにも、会社設立、確定申告、経営コンサルティングなど、多岐にわたって業務を行っています。

税金には複雑な計算や専門的知識がつきものです。ためらわず、是非税理士に相談しましょう。